渓流植物2 リンク集
渓流植物の大部分は陸生の小型から中型の草本または低木である。水草は一般に泥に根を下ろし、水中に茎を伸ばすが、渓流ではこのような生活は難しい。ほとんどは水際からその周辺の陸に生育する。一部に水中あるいは水上の岩に着生植物のようにして生活するものがある。カワゴケソウ科はこの方向に進化したものであり、日本産の種はすべて水中の岩の表面にゼニゴケ類のような姿で張り付いている
これは、水位の変動で水に洗われる時に剥がされないためにも必要なことである。したがって、その生育の様子は岩にくっついた着生植物に似ている。滝の周辺では本格的に着生植物の姿をしたものが出現する。滝の周辺はしぶきによって水が豊富なので、一般的な着生植物が出現することもよくある。
渓流環境は多くの植物にとって不利な環境であるが、他種との競争力が弱い種にとっては、渓流環境に適応することにより、他種との競争を回避することができる。このような種にとっては渓流環境は有利な環境と言える。また、渓流植物の多くは狭葉現象により、葉面積が狭くなる傾向にあるが、これは光合成を行う能力が劣っていることを示し、渓流環境への適応と光合成能はトレードオフの関係にある。このように特殊な環境に適応し競争を回避する例は、マングローブ植物や高山植物等が挙げられる。渓流植物には、リュウキュウツワブキに対するツワブキ、ヤシャゼンマイに対するゼンマイのように渓流環境に適応していない近縁な植物が存在することが多い。これは、ある環境への適応が進み種分化が起こる例として紹介されている。また、渓流植物は個体変異が大きい事が知られており、洪水や増水の規模や頻度の大きい場所ほど、著しい狭葉現象が見られる傾向にある。(wikipedia参照)
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